FP3級を1ヶ月で攻略!社会人のリアル勉強スケジュールと活用法

資格・勉強

はじめに

仕事をしながら資格の勉強を続けるのは、思っている以上に大変です。
私自身も「FP3級を受けよう」と決めたとき、正直に言うと「本当に時間が取れるのかな…」という不安がありました。

ただ、ブログを始めたことで税金や副業収入の仕組みを理解したいと思ったこと、そしてマンション購入をきっかけに不動産やローンの知識を深めたいと思ったのが受験のきっかけでした。

お金の知識を身につけることは、日々の生活や将来の安心につながります。
FP3級はその第一歩として、誰にでも挑戦しやすい資格です。

今回は、そんな私が 1ヶ月という短期間でFP3級の学習を進めたスケジュールと工夫 を、体験を交えながらご紹介します。


忙しい社会人でも、少しの工夫でしっかり結果を出せることをお伝えできれば嬉しいです。

勉強を始めた時期と全体の流れ

私が勉強を始めたのは2025年9月20日頃。
試験日は10月19日だったので、ちょうど1ヶ月の短期集中でした。

仕事後の疲れもあったので、平日の学習時間は30分〜1時間ほど。休日(週2日)は2時間を目標にしていましたが、実際には1時間ほどが限界でした。

最初は「これで間に合うのかな…」という不安ばかり。でも、完璧を目指すより「少しでも毎日続ける」ことを意識するようにしました。

忙しい日でも、とにかく教材を開く。それだけでも“自分を褒める”ようにして、まずは「勉強する習慣」を崩さないことを最優先にしました。

小さな積み重ねでも、1週間経つと意外とページが進んでいる。
その感覚が嬉しくて、少しずつやる気が戻ってきました。

昼休みの30分を“黄金時間”に

私の職場の昼休みは60分。そのうち食事に15分、歯磨きに5分。
そして残りの30分を勉強時間にしていました。

「昼休みが長いからできるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実際は1時間だけ。限られた時間をどう使うかを意識しました。

最初は「30分じゃ何もできない」と思っていましたが、時間が限られているからこそ「30分でどこまで進められるか」をゲーム感覚で挑戦するようになりました。

昼休みの静かな時間に問題を解くと集中力が高く、勉強が終わるころには頭もスッキリ。午後の仕事にも良いリズムで入れたのを覚えています。

忙しい社会人にとって、完璧な時間はなかなかありません。


それでも“今ある時間の中でできること”を見つけていくことが、資格勉強を続けるコツだと感じました。

使用した教材と勉強の進め方

使用したのは以下の3つです。

・『みんなが欲しかった!FPの教科書&問題集』
・「ほんださんのFP3級爆速講義」(YouTube)
・「FP3級過去問道場」(無料Web問題集)

最初の2週間は教科書と動画講義で基礎を固め、残りの2週間は過去問道場をメインに演習しました。

特に「過去問道場」は、スキマ時間にスマホで演習できる点がとても便利でした。
5分の空き時間があれば10問ほど解けますし、自動で正答率や苦手分野を分析してくれるので、「次にどこを復習すべきか」がすぐに分かります。

職場やカフェ、ベッドの中など、どこでも手軽に勉強できるのが嬉しいところです。


問題集を開くよりも気軽に取りかかれるので、“勉強のハードル”がぐっと下がりました。



FP3級 過去問道場🥋 (学科)【完全解説付】

続かない日の工夫

休みの日は、時間があるはずなのに集中できない。そんな日が何度もありました。誘惑が多い休日ほど、やる気を出すのが難しいんですよね。


そこで効果があったのが、寝る前にリビングのテーブルへ教材を広げておくことです。

翌朝起きたときに、すぐ手に取れる環境を作っておく。そうすると「さあ勉強しよう」と意気込まなくても、自然と手が動くようになりました。

また、小さなご褒美を設定するのもおすすめです。

私はチョコレートが好きなので、「勉強が終わったら数粒食べる」と決めていました。単純なことですが、“今日もやり切った”という小さな達成感が積み重なっていくのを感じました。

苦手分野との向き合い方

FP3級は出題範囲が広く、初めて学ぶ内容も多いです。私は特にタックスプランニング(税金)と不動産が苦手でした。

最初は「過去問だけ解けば何とかなるだろう」と思っていたのですが、実際に問題を解いてみると、想像以上に理解が浅く、何度も行き詰まりました。

そこで、過去問で間違えた箇所をノートに書き出し、解説をしっかり読み込んで「なぜそうなるのか」を理解するようにしました。

時間はかかりましたが、結果的に苦手分野の克服につながりました。

焦る気持ちもありましたが、分からないことが分かるようになる瞬間は本当に嬉しくて、その小さな“できた”の積み重ねが自信につながっていきました。

勉強して感じた変化

FPの勉強を通して、一番変わったのは「お金に対する不安の減り方」でした。

以前は「なんとなく不安」だった将来のことが、学ぶことで少しずつ「理解できる安心」に変わっていきました。

特に保険や相続については、自分で大まかな金額を計算できるようになったことで、不要な保険に入っていたことにも気づけました。

その結果、保険プランを見直し、固定費の削減にもつながりました。

勉強を通して感じたのは、「知らないこと」が一番の不安だということ。知識を得ることで、見えない将来にも小さな光が差すような感覚がありました。

資格勉強は合格がゴールではなく、“知ることで生きやすくなる”という実感を得られるものだと感じています。

まとめ

・勉強期間は約1ヶ月。
・平日は30分〜1時間、昼休みを中心にコツコツ継続。
・使った教材は「みんなが欲しかった!」+「ほんださん」+「過去問道場」。
・勉強が続かない日は、環境を整えて小さなご褒美で対策。

FP3級は範囲こそ広いですが、短期間でも効率的に進めれば十分合格を狙える資格です。忙しい社会人でも「少しずつ積み重ねる工夫」ができれば、確実に前進できます。

そして、勉強を通して得られるのは“知識”だけではありません。

自分の将来を自分で選び取れる感覚――その小さな自信こそが、この資格のいちばんの魅力だと思います。

これから受験される方の参考になれば嬉しいです。

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