社会人×独学で挑戦!FP3級を受けてみたリアル体験レポ【当日の流れ・感想まとめ】

資格・勉強

社会人×独学でFP3級を受けてみた感想

社会人として働きながら、独学でFP3級の勉強を続けてきました。仕事終わりの疲れた頭でテキストを開くのは正直大変でしたが、「お金の知識を身につけたい」という思いで、コツコツと学習を続けてきました。

そしてついに迎えた試験当日。結果は学科47点/実技90点
合格ラインを超える点数を見ると、これまでの努力が報われた気がして胸がいっぱいになりました。

ちなみに、私は学科の合格基準を「60点以上」と勘違いしていたため、スコアが表示された瞬間「落ちたかも…」と血の気が引いたのですが、実際の基準は36点以上。思わずほっと笑ってしまいました。

学科は少しひねりのある問題が多く、特に不動産とタックスプランニングの分野が難しく感じました。一方で実技試験は過去問に非常に近い内容で、「見覚えがある」と思える設問が多かったです。実技の得点は90点/100点。PERなどの基本的な計算問題を押さえておくと、学科と実技のどちらでも点を取りやすいと感じました。

試験当日の流れと体験談

試験当日は、緊張のあまりいつもより2時間早く目が覚めました。朝は苦手な不動産とタックスプランニングのページだけを読み返し、少しでも記憶を定着させようと最後の確認をしました。

会場に着くと、どうやら他の資格試験も同時に行われていたようで、かなり混雑していました。どの人がFP試験の受験者なのか分からないほどの人の多さで、試験の人気の高さを実感しました。

学科試験は全体的に時間に余裕があり、半分ほどの時間で解き終え、1周見直しもできました。相続税の計算で「2分の1」を忘れていたことに気づいた時はヒヤッとしましたが、見直しのおかげで救われました。見直しの重要性を改めて実感した瞬間でした。

実技試験までは2時間の空き時間があったので、近くのカフェでテキストを開き、もう一度出そうな範囲を確認しました。本番前の緊張を「仕方ないもの」と割り切って、少し落ち着いた気持ちで午後に臨むことができました。

試験が終わるとすぐにスコアが画面に表示され、「学科47点・実技90点」と出た瞬間にやりきった感情が込み上げました。努力が数字で見える瞬間は、本当にうれしいものです。

しかし、合否の発表は来月とのこと。まだ気は抜けないということでしょうか。

独学で合格ラインに到達するために意識した勉強法

今回の勉強法は、テキストと問題集を中心に過去5年分の過去問を5周しました。
FP3級は「過去問対策がすべて」と言ってもいいほど、出題傾向がはっきりしています。似たような問題が繰り返し出るので、最初は理解できなくても、繰り返すうちに自然と内容が頭に入ってきます。

平日は昼休みに30分、休日に2時間ほどの勉強を1か月行いました。仕事の合間にコツコツ進めるペースでも、過去問を繰り返せば確実に点は取れるようになります。

反省点を挙げるとすれば、苦手分野の勉強時間が足りなかったことです。特に不動産とタックスプランニングは、最後まで曖昧な部分が残ってしまいました。スコアボードでもこの2つの項目だけ低めだったので、もう少し時間をかけて復習しておけば良かったと思います。

これからFP3級を受ける社会人の方へアドバイス

社会人になると、勉強時間を確保するだけでも大変ですよね。でもFP3級は、独学でも十分合格を狙える資格です。
テキストを1冊に絞り、過去問を何度も解く。これだけでも合格ラインには到達できます。

また、試験当日は「緊張するのは当然」と割り切ることが大切です。完璧を目指すよりも、「今の自分ができる範囲でベストを尽くす」と考えたほうが落ち着いて受験できます。

そして何より、この資格は勉強の段階から人生に役立つ内容が多いと感じました。
税金、保険、年金、資産運用…すべてが自分の生活に直結する知識ばかりです。FP3級を学ぶことで、お金に対する不安が減り、将来の資産形成にも前向きに取り組めるようになりました。

まとめ|FP3級は社会人にこそおすすめの資格

FP3級は、仕事で直接使う場面がなくても「人生の基礎力」を高めてくれる資格です。
今回の受験を通して、「学ぶことで得られる安心感」と「努力が形になる喜び」を感じました。

社会人になってから勉強を始めるのは勇気がいりますが、独学でも十分に挑戦できます。
これから受験を考えている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと勉強を始めたその瞬間から、日常の見え方が少し変わるはずです😌

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