はじめに
こんにちは、とこです。
FP3級を取りたいけど、仕事もプライベートも忙しくて勉強時間が取れない、そう悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
私は、本業でフルタイムの医療職・マネージャー、副業でブログ運営、結婚していて家庭もあるので、机に長時間向かって勉強することは難しい状況でした。

仕事も家庭も毎日バタバタ・・・それでも資格は取りたい!
そんな方へ、私が取り組んだ勉強法をご紹介します。
結論からお伝えすると「Youtube学習 + テキストと問題集を使う」
はじめはテキストを読んで、問題集を解く・・・という一般的な勉強法を取り入れていました。しかし、いまいち頭に入ってこない感じがして、問題集を解いても間違いが多かったんです。
そんな時に、FPの要点をYoutubeで分かりやすく解説してくれている方を発見!動画の方が、例え話もあってイメージがつかみやすく、視聴後にテキストを読むと「あ、そういうことだったんだ」と理解することができました。
この記事では、忙しい社会人でも、効率的に取り組める勉強法をお伝えします。試験で100点を取るための勉強法ではないので、あくまで試験対策とご理解いただいたうえで参考にしてください。
このあと、実際に使用したテキスト・問題集や、Youtubeのチャンネルをご紹介します。
FP3級に必要な勉強時間
まず気になるのは、トータル何時間勉強すれば合格できるのかですよね。
合格を目指すのであれば、20時間程度

FP3級の必要な勉強時間は、一般的におよそ150時間前後といわれています。
しかし、この目安時間はFP3級の内容をくまなく理解するのに要するためのもの。要点をしっかり押さえながら、あくまで合格を目標とするなら20時間程度の時間でも実現できるかもしれません。
(資格の学校TACやキャリカレの公式サイトでも、同程度の時間が目安とされています)
私は、100%理解するのではなく、あくまで合格を目指すことを目標にしました。
どうやって20時間勉強するか
しかし、平日は疲れていて勉強時間がとれない・・・休日にまとめて勉強したら、きつくて挫折。
いろいろな勉強法を試して、一番良かったのが「平日30分のyoutube講義 視聴 + 休日60分の問題演習」でした!
忙しい社会人にとって、限りある時間でなるべく効率的に勉強する工夫は必要です。
では、この後詳しく解説していきます。
忙しい社会人向け勉強ステップ
では、ここから具体的な勉強ステップについて解説していきます。
今から紹介するものは、フルタイムの仕事+副業でブログ運営+家庭があっても実現できた方法なので、かなり再現性が高いと思います。みなさんもまずはステップ①から実践してみてくださいね。
平日:YouTubeで要点学習(インプット)
普段本を読む習慣がない、机に向かっての勉強が苦手、という方にはテキストから始めるのは挫折の原因になると思います。
実際に手に取ってもらうと分かりますが、テキストは約400ページあります。この現実を前にするだけでも勉強から逃げたくなる・・・。
おすすめは「ほんださん/東大式FPチャンネル」
ここでぜひ活用してほしいのが、ほんださんのYouTubeチャンネルです!
このチャンネルでは、わずか9時間で試験範囲をインプットできるよう、試験対策に特化して要点を解説。
図解がたとえ話があることで具体的にイメージがしやすく、FP勉強をはじめたばかりの人には、ぜひ活用してほしいと思います。動画内では、FP試験対策で「語呂合わせ」も作ってくれています。
私は特に不動産分野が苦手で、参考書を読み進めるのも一苦労だったので、このチャンネルを発見できて本当に良かったです!
通勤時間や昼休みなどスキマ時間に視聴

先ほど紹介したチャンネルの動画は、1本15~20分程度。
通勤時間や昼休み、お風呂など隙間時間に1、2本視聴するだけでも、少しずつ学習を進めることができます。
私は、通勤中とお昼休みに時間を作り、動画を視聴していました。
もっとじっくり勉強したいと思ったところは、スマホにメモしておいて、休日にテキストを読んで理解を深めていくのがおすすめです。
休日:テキスト+問題集で定着(アウトプット)
平日にインプットした内容を、休日にテキストや問題集でアウトプットします。
実際に使ったのは「みんなが欲しかった! FPシリーズ」
私が実際に使用したテキストと問題集はこちら↓
- オールカラーで見やすい
- 初心者向けに、章のはじめに基本用語が書かれている
- 図解が多く使用されていて、イメージしやすい
- 赤シート付で、暗記できたか確認もできる
- FP試験に必須な過去問対策バッチリ!
- 赤シート対応で、問題集特有の解きにくさがない
- 問題ごとに解説もついていて、復習も同時に進められる
- この一冊で、きんざいと日本FP協会の学科、実技ともに対応可能
本屋でさまざまなテキストを手に取りましたが、一番見やすいと感じました。ネットで評判がよかったのも納得です。
私は、平日のyoutube学習で取り組んだ分野1つを、このテキストと問題集を使ってさらに理解を深めるようにしていました。特に、問題集は過去問がたくさん載っているので、どのような形式で出題されるのかも把握することができてよかったです。
ちなみに、先ほど紹介したyoutubeチャンネルとコラボしたテキスト・問題集もあります。
こちらも参考にしてみてください↓
テキストは後!まずは問題集から
FPに限らず、私が試験勉強で必ず実践するのが、問題集から解くことです。
ついテキストを読むことからスタートしてしまいがちですが、これは非効率です。なぜかというと、社会経験のなかで多少知識がついているところがあるから。
限られた時間のなかで勉強を進めるためには、いかに効率的に行うかが重要です。
具体的な方法はこちら↓
1.問題集を解いて、間違えたものには付箋をつける
2.間違えた問題の解説で、理解できない単語や内容はテキストで調べる
3.この流れで一通り問題集を解いたら、再度はじめからから解きなおす
4.正解した問題は付箋を外す、間違えた問題は付箋を残して復習する
→付箋がなくなるまで繰り返すことで、理解を深めることができます。
問題集を解く1週目に、間違えた問題に付箋をつけることで、自分が理解できていない箇所が可視化されます。
こうすることで、理解できている部分に割く時間をなくし、必要なところに注力して勉強を進めることができます。
はじめは付箋だらけになるかもしれません。私もそうでした。
でも、このやり方を実践することで、

私は医療機関勤務、ビジネスの勉強をしていたから、社会保険分野は理解できているんだな
と気づくことができました。逆に不動産の分野は、今まで触れたことがなかったので付箋だらけ。なので、この分野には一番時間をかけて勉強を進めました。

この勉強法はネット上でも東大生などさまざまな方が勧めている方法です。私も、この勉強法を実践してから短期間の勉強で複数の資格取得を実現できました。
年内にFP3級を取得できれば、半年の間に4つ資格取得できたことになります。
効果を実感しやすい勉強法なので、ぜひみなさんも試してみてください。
私の実践スケジュール例
平日:通勤時間+昼休みに動画視聴(最低2本、多い時4本)
休日:問題集を解き、解説やテキストで復習・付箋がなくなるまで、ひたすら繰り返す
休日2日とも勉強するわけではなく、1日は完全プライベートや副業の時間にしています。
もちろん、勉強ペースには個人差がありますが、私はこのスケジュールがモチベーションも維持できて丁度よいです。
ネット上では、勉強を始めてから10日ほどで受験し、合格した方もいるようです!
より具体的な学習スケジュールをまとめた記事も参考にしてください↓
忙しい社会人にこの方法をすすめたい理由
FP資格を取りたいけど、忙しくて勉強を諦めている・・・
私の周りではそんな声を聴くことが多く、そのたびに「もったいない!」と感じています。
- スキマ時間を活用すれば、誰でも勉強できる
- 「動画で理解 → テキスト・問題集で定着」という流れで効率的
- 毎日続けられるからモチベーションが途切れにくい
毎日何時間も机に向かって勉強するのは、社会人にとってハードルが高すぎますよね。でも、1日30~60分ならモチベーションを維持することができます。
まとめ

社会人の勉強は、いかに無理なく続けられるかが重要だと思っているので、ぜひほんださんのyoutubeチャンネルやテキストなどを有効活用して、資格取得を目指しましょう!
私は、一か月後に日本FP協会の3級試験を受けます。実際に受験した結果や感想も記事にしますので、ぜひお楽しみに!
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