ビジネスマネジャー検定合格後の学び|仕事で感じた変化と活かし方

資格・勉強

はじめに

ビジネスマネジャー検定を受験された皆さん、本当におつかれさまでした。


仕事と勉強を両立しながらの試験勉強は、決して楽な道ではなかったと思います。私自身もマーケティングや法律など、これまで触れる機会のなかった内容に苦戦しながら勉強を進めました。

だからこそ、合格を知った瞬間の達成感はひとしおでした。

この記事では、「合格後にどう活かせるか」というテーマで、実際に私が感じた学びや仕事への変化をお伝えします。


合格して感じた達成感とリアルなギャップ

合格通知を見た瞬間、「やった!」と声が出てしまうほど嬉しかったのを覚えています。


仕事をしながら勉強を続けるのは簡単ではありませんが、努力が結果につながった瞬間の達成感は格別でした。

一方で、勉強した内容の中には、今の職場ではあまり活かせない部分もありました。

たとえば、キャッシュフローや外国人雇用の項目。医療機関勤務ということもあり、現状では関わる機会が少ない分野です。

とはいえ、「自分の業界以外の視点を持つ」ことができたのは大きな収穫でした。

会社の仕組みや経営の考え方を知ることで、普段の仕事への理解が深まったと感じています。


勉強法と合格までの道のり

私が受験勉強を始めたのは試験の約2か月前。最初の1か月は公式テキストを1周して全体像をつかみ、残りの期間で問題集を中心に勉強しました。


通勤時間や昼休みなどの隙間時間も活用して、短時間でも継続することを意識していました。

「勉強時間がとれない」と感じる日も多かったですが、1日30分でも続けることで知識が積み重なっていきました。試験直前には模擬問題を繰り返して、出題傾向を体に覚えさせるような感覚。

ビジネスマネジャー検定は暗記だけではなく、「実際の職場でどう活かすか」を考えながら学ぶと理解が深まります。


勉強しながら自分の職場を思い浮かべて、「この場面で使えそう」と想像しておくのがおすすめです。


PM理論で気づいた自分のマネジメントタイプ

学習の中でも特に印象に残っているのがPM理論です。私は「pM型(成果重視タイプ)」だなと改めて実感しました。


人との関わりよりも結果を出すことが得意な反面、チームとのコミュニケーションを後回しにしてしまうところがありました。

そこから「コミュニケーションスキルを磨こう」と思い立ち、セミナーに参加したり、関連書籍を読むようになりました。

学んだことを意識して実践するうちに、少しずつ人との関係づくりがスムーズになってきた気がします。

特に効果を感じたのは、“人に仕事を振る”という場面です。

以前は自分で抱え込んでしまうことが多かったのですが、スタッフそれぞれの得意分野を意識して仕事を任せるようになってから、生産性がぐんと上がりました。

任された人も「自分の力を発揮できた」と実感できたようで、モチベーションが上がったのを感じます。ただし、その分“随時報告・相談の仕組み”を作ることは必須ですね。


人材育成で学んだ“立場を超えた信頼づくり”

人材育成の単元は特に心に残りました。私は国家資格を持つ人たちと一緒に働いていますが、資格を持っていない立場でマネジャーをしています。


今の職場では理解を得られていますが、前職では「国家資格を持っていない人が上に立つのはおかしい」と言われたこともありました。

その経験もあって、年齢や資格の有無に関係なく、信頼を築くことの大切さを改めて感じました。
ビジネスマネジャー検定の学びを通して、「人を育てる=信頼を積み重ねること」だと実感しています。

また、モチベーション理論の中で学んだ「内発的動機づけ」の考え方も役立ちました。

“やらされる”よりも“やりたい”気持ちを引き出すこと。これはどんな職場でも通用する、マネジメントの基本だと感じます。


勉強を通して日常で変わったこと

意外だったのは、マーケティングの知識が日常生活にも役立つということ。

たとえば買い物をするときに、「この配置は心理的効果を狙ってるんだな」と気づいたり、セールの仕組みを冷静に見られるようになりました。

そのおかげか、衝動買いが減った気がします(笑)

また、マネジメントやマーケティングは、管理職だけでなく働くすべての人に役立つ分野だと感じました。

自分の仕事を俯瞰して考えたり、チーム全体の動きを意識できるようになるのは、この資格の大きな魅力だと思います。


ビジネスマネジャー検定の活かし方まとめ

学んだ分野職場での活用例得られた効果
PM理論チームの得意を見極めて仕事を振る生産性・モチベーションUP
人材育成年齢や資格の違いを越えて信頼を築くチームの雰囲気が安定
マーケティング企画や提案で相手の心理を意識する説得力・理解度UP
法律・労務職場のルール理解・トラブル防止管理意識が向上

こうして見直すと、ビジネスマネジャー検定の知識はどの職種でも活かせる内容ばかり。

実務に直接関係しない内容も、長い目で見ると「視野を広げるきっかけ」になっている気がします。


今後の目標と学びのつながり

この資格を通して「知識を使って考える力」が少しずつ身についた気がします。次はさらにマネジメント力を磨くために、心理やコミュニケーションについても深く学んでいく予定です。

資格の勉強は、合格することが目的ではなく、自分の考え方を広げてくれるもの。


学び続けることで、仕事も人間関係も少しずつ変わっていくのを感じています。


まとめ:合格はゴールではなく、“学びを続けるきっかけ”

ビジネスマネジャー検定は、合格したら終わりではなく「学んだことを日常に活かしていく」ことが大切な資格だと感じました。

人を動かすのは知識ではなく、信頼と理解。

これからも、勉強で得た知識を少しずつ行動に変えていきたいと思います。

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