はじめに
ビジネスマネジャー検定は「過去問が公開されない」という特徴があり、他の資格試験と比べて出題傾向を把握しづらい試験です。そのため、受験を考える人の多くが「どこから手をつければいいの?」「時事問題ってどれくらい出るの?」と不安を抱えがちです。
私も2025年前期の試験を受ける際、SNSにも情報がほとんどなく、完全に手探りで勉強を進めていました。
この記事では、私が実際に受験した経験をもとに、出題傾向・難易度・時事問題の実態・勉強法のポイントなど、試験対策に必要な情報をまとめて解説します。
ビジネスマネジャー検定はどんな試験?
過去問が公開されない特殊な試験
ビジネスマネジャー検定の最大の特徴は、過去問が一切公開されていない点です。そのため、簿記やFPのように「過去問演習で試験に慣れる」という対策ができません。
この仕組みから、初受験者は試験の雰囲気を掴みにくく、不安を抱えやすいと感じました。
出題範囲は広いが難易度は回によって違う
私が受験した2025年前期の試験は、テキストに忠実な比較的やさしい回でした。一方、「テキストに見たことがない内容が出て焦った」という他受験者の声もあります。
つまり、ビジネスマネジャー検定は 回によって難易度の波がある試験 といえます。
私が受けた2025年前期の難易度と出題傾向
テキストに忠実で素直な出題が多かった
2025年前期はひねりが少なく、テキストに沿っていれば無理なく得点できる内容でした。
合格率は70%台と高め(ただし毎回ではない)
2025年前期の合格率は70%台でしたが、これはあくまで「たまたまテキストに忠実だった回だった」という可能性が高いです。
「前期は毎回簡単」という意味ではありません。
SNSでも情報が少ない
受験者数が多い他資格と違い、試験直後の情報共有がほとんどなく、事前情報の収集が困難でした。
この記事も、同じように困っている方の助けになれば嬉しいです。
試験で最も困ったのは「問題文のクセ」
知識の有無よりも、問題文の引っ掛け方に苦戦しました。
運転免許試験のひっかけ問題に近い
運転免許の筆記試験でよくある、「そんないじわるな言い回しする?」というタイプの引っ掛けが出題されます。読めば読むほど混乱する文章に苦戦しました。
例えばこんな感じ↓

ここに関しては、テキストや問題集を反復して、正解を頭にインプットしておく他ないと思います。
言い回しが難しく、何を聞いているか分かりにくい
・文章が無駄に長い
・余計な情報が混ざっている
・核心だけが読み取りづらい
このように、知識があってもミスしやすい構造になっていたように思います。
公式問題集とは全く違う形式も出る
公式問題集
→「例え話とPM理論を組み合わせる問題」
本番
→「例え話が問題文に書いてあり、選択肢からPM・pM・Pm・pmを選ぶ」
出題形式が変わるだけで混乱し、私は見直し中に3問落としていたことに気づきました。
時事問題の実態と対策は?
時事問題は毎年出ると言われていますが、私が時事問題と認識できた問題は実質1問でした。
内容は「円高ドル安?円安ドル高?」といった一般常識レベルのもの。
深掘りした対策は不要で、普段ニュースアプリをチェックする程度で十分 と感じました。
効果的だった勉強法(実体験)
時事問題と計算問題は潔く“捨てた”
・時事問題は範囲が読めない
・計算問題は電卓持込不可で厳しい(計算で時間を大幅にロスするおそれ)
という理由から、私は思い切ってこの2つを切り捨てました。
そのぶんテキスト範囲で満点を狙った
得点源となる部分で確実に点を取る戦略が有効です。
私の場合、マネジメントに関しては実務やセミナーで知識をつけていたので、絶対にここの点数は落とさないと決めていました。
また、問題集を何周もして、試験1週間前には100点近い状態にしました。
AIで別形式の問題を作成するのが有効
変わった手法ですが、公式問題集の形式に偏りがあるため、AIに「別バージョンの問題」を作ってもらうのも効果的です。
実際に行っていた方法は、問題集で苦手だった問題のページを撮影しAIに送ります。その際に「これと別の問題を作って出題してほしい」とメッセージをつけます。
すると、すぐに似たような問題や言い回しを変えた問題を出してくれます。どこでつまづいたのかも一緒に考えながら復習もできるのでおすすめです。
ビジネスマネジャー検定の公式テキストや問題集をAIに見せて、「これを参考に別の問題を作って」と依頼すること自体は違法ではありません。
自分で購入した書籍を、学習目的でAIに読み込ませる行為は著作権法で認められているためです。
ただし、AIに見せたページそのものをブログなどに公開するのは著作権に触れる可能性があります。あくまで「AIが新しく作った問題」だけを個人で活用するようにしています。
見直しで拾える問題が多い
形式のクセで引っかかりやすいため、見直しは特に重要です。
前期(6〜7月)受験を選んだ理由
私は前期に受験しましたが、それは合格率ではなく勉強時間を確保しやすい時期だったから です。
結果として2025年前期は合格率が高めでしたが、これは“たまたま”の可能性が高いです。
受験時期は、自分の生活リズムに合わせて選ぶのが最も良い と感じました。
まとめ|ビジネスマネジャー検定は“対策の方向性”が大事
・時事問題は深掘り不要
・テキスト範囲を完璧にするほうが効率的
・問題文のクセに慣れておくと大幅に有利
・公式問題集の形式偏りには注意
・AIで出題形式を広げるのが有効
・受験時期は自分の生活に合わせて選ぶこと
ビジネスマネジャー検定は、対策の方向性を間違えなければ確実に合格を狙える試験です。この記事が、受験前の不安を少しでも軽くできたら嬉しいです。



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