はじめに
東京商工会議所が主催する「ビジネスマネジャー検定」は、基礎的かつ実践的なマネジメントの知識を学び、マネジメントスキルやリーダーシップ能力を測るために提供されています。
人材育成から事業管理、ハラスメント対応やメンタルヘルスなど幅広く学ぶことができるため、役職のある方もこれから部下を持つという方にも役立つ資格です。

公式テキストの内容が多すぎる・・・効率的な勉強法は?

どんな試験内容なんだろう?
私も同じような不安がありました。
実際に公式テキストや問題集を手に取ってもらうと分かるのですが、結構なボリュームがあって、勉強する前から心が折れそうになります・・・。
【結論】ビジネスマネジャー検定は
・問題集から始める勉強法が最短ルート
・勉強時間は約20時間でも合格可能
・付箋で弱点管理すると効率アップ
この記事では、実際に合格した私の勉強法を詳しく解説します。
どんな人に役立つ資格なのか?
そもそも、ビジネスマネジャー検定はどんな人に役立つ資格なのかまとめていきます。
これから管理職になる人
主任やリーダーなど昇進したばかりで、人をまとめるのは初めてという方におすすめです。
管理職になる方は、自分の仕事も抱えながら、マネジメントしていく方が多いと思います。
そんな時に、業務とマネジメントの両立や、部下の指導など迷いがちな内容を、
体系的に学べるのが強みです。
なんとなく先輩をみてやっていた「感覚」が、「きちんとした知識を持って動ける」に変わると、自信にもなりますし、それが部下との信頼構築にもつながります。
中堅~ベテラン管理職
すでに現場で多くの経験を積んできた方にも、学ぶメリットは十分あります。
改めて基礎理論を学ぶことで、自分のやり方を客観的に見直す機会になります。
今までの実務経験に基礎理論が入ることで、より説得力のあるリーダーを目指すことができます。
また、常にアップデートし続けている上司というのは、部下から見ても信頼できますよね。
マネジメントを任される立場の人
プロジェクトのリーダーや現場責任者など、肩書は管理職ではないけど人を率いる立場にある方にはとても参考になる資格です。
管理職のように上下のつながりだけではなく、横のつながりをまとめる立場には、
マネジメント能力の向上が必要です。それに一役かってくれるのがこの資格です。
この資格では「人と組織のマネジメント」という項目があるくらい重要視されています。
資格をとるまではしないかな・・・という人も、ぜひ公式テキストには目を通してほしいです。
将来副業や転職を考えている人
実際にマネジメント経験があるという人も、客観的な証明が難しいため、転職や副業をする際に、どう伝えればよいか悩ましいところです。
そんな時に、この資格が一つの裏付けになります。
履歴書や職務経歴書に記載できる「公的な資格」になるので、大変おすすめです。
マーケティングや行動経済学にも触れているこの資格は、実際に副業や独立を考えている人には、足掛かりになるものだと思います。
ビジネスマネジャー検定の内容

人と組織のマネジメント
- 部下・チームとのコミュニケーション
- 動機付け、リーダーシップの発揮
- 人材育成・評価
→「人を動かす力」を中心に学ぶ分野です。
業務のマネジメント
- 経営戦略や事業計画の立案と実施
- 業務の改善・効率化
- 財務や数値管理
- 会議・プロジェクトマネジメント
→仕事を計画的に進め、成果を出す力を養います。
リスクのマネジメント
- コンプライアンス(法令順守)
- ハラスメント防止(パワハラ・セクハラ等)
- メンタルヘルス対策
→トラブルを未然に防ぎ、安心できる職場環境を作る力を身につけます。
マネジャーの心構え(基盤部分)
- 管理職としての役割認識
- 倫理観・責任感
- 上司と部下の板挟みになったときの対応
→ 知識だけでなく「姿勢」や「考え方」を学ぶことで、実務に生きる学びとなります。
公式テキストには、「現場でどう活かすか」の具体例まで記載されているので、資格勉強のあとも、ビジネスマンのバイブルとしてぜひ持っておきたい一冊ですね。
おすすめの勉強方法

冒頭にもお伝えしましたが・・・
問題集からはじめるのがおすすめ!
テキストをある程度読みながらノートにまとめて、問題集を解く・・・
これを繰り返していましたが、何度も同じ問題で躓いていました。
公式テキストから読む方法と比べても、
問題集から始めた方が理解スピードは圧倒的に速かったです。
問題集から先に解く勉強法は、メリットが5つあります。
1.問題集を解いて、わからない・間違えた問題の解説を読む
2.解説で理解できない単語や内容は公式テキストで調べる
3.ここまで行ったら、先ほど解いた問題のページに付箋をつける
4.一通り問題集を解いたら、再度はじめからから解きなおす
5.正解した問題は付箋を外す、間違えた問題は付箋を残して復習する
この資格取得をする方の多くは、多少でもマネジメントや人材育成に触れてきている方だと思います。
普通に会社員として働いていれば、知っている情報ももちろんあるので、公式テキストすべてに目を通していくのは時間がかかりすぎますし、ほかの内容に脳のリソースを使っていきたいですよね。
わからない・間違えた問題に付箋をつけることで、自分が理解するべき範囲が見えてきます。そこに一点集中するのが、効率的です。
実際に、この方法は多くの方が実践しおすすめしている方法なので、ぜひ試してみてください。
私もこの方法にしてから、理解度がぐっと上がりました。
勉強時間は約20時間

【勉強時間】正社員で週5日勤務の場合
平日:昼休みに30分(付箋がついた箇所の問題を解く&復習)
休日:1日1~2時間(繰り返し間違える問題の範囲をじっくり勉強する)
受験1カ月前から開始したので、しっかり勉強したのは合計20時間くらいです。
スマホからでも問題演習ができたので、スキマ時間に解いたりはしていました。
毎年2月に最新版のテキストや問題集が発売されます。詳細はこちらにまとめていますので、参考にしてください。
▼ビジネスマネジャー検定の公式テキストはどこで買える?販売店・最安の買い方まとめ

試験直前にやったこと
試験直前になると、どうしても不安になってくると思います。
私も、この不安はとてもありました。
付箋がなくなるまで問題集を解いたけど、なんとなく自信がない。
そんな時に、使用したものがあります。
問題集に付属したアプリ「ノウン」
ノウン:公式問題集に付属するデジタルドリルアプリ
公式テキストに準拠しており、過去問題や模擬問題に対応しています。
※アプリの使用には公式問題集に記載された専用コードが必要です。
このアプリを活用すると、試験直前の対策になります。活用方法は下記の通りです。
スキマ時間にも学習が可能!
アプリをダウンロードすることで、スマートフォンやタブレットから問題演習が可能に!
通勤時間やお昼休みなど、スキマ時間を活用することで、効率的に学習できますね。
間違った問題を解きなおせる機能がある
試験前に、自分が苦手とする分野や問題を繰り返し解くことができるので、不安要素を解消できる、とても良い方法です。
回答後の点数が表示される
回答後に点数が確認できるので、実際の試験を想定して解くことができます。
合格基準は70点以上なので、その合格ラインに達しているか確認しながら、必要なところを復習するようにしていました。
実際、紙媒体からアプリに変わると、解き間違う問題もありました。
紙でもアプリでもミスなく解けるようになることが、とても自信になりました。
ちなみに、計算問題は捨てました!
なぜかというと、問題を解くのにすごく時間がかかるからです。
解くのに時間はかかるのに、点数配分が大きいわけでもない・・・
それなら他の問題の見直しに時間を使う方がいい、そう思ったので私は、計算問題を完全に捨てました。
もちろん、自分の身になる勉強なので、問題集などではきちんと解きました。
でも、検定当日はざっくり問題を読んで、なんとなくこれかなって適当に回答しましたが、それでも82点で合格できました。
ここは自己判断ですが、計算問題を捨てるのも一つの方法だと思います。
実際の試験内容は?

私は、第22回の第1シーズンをCBT方式で受験しました。
試験を受けた感想としては、
- テキストの内容が、満遍なく出題されている印象。
- 問題集と同じような出題形式だけど、言い回しが若干変わっていたので困惑した。
見直す時間は必ず必要。 - テキストに載ってた?という内容の問題もあった。
- 最後の2問くらいは時事問題だった。
見直しをすると、うっかりミスしていたところも発見できたので、10~15分くらいは見直しの時間を確保したいところです。
問題集を解く際にも、その時間を確保できるかどうか意識しながら解いてみるといいですね。
試験が終了すると、即時結果が画面に出ます。一息つく間もないまますぐ結果がでます!
注意点ですが、受験者は合否と点数のみしか確認できません。
試験後も試験問題や回答の詳細は公開されないので、振り返りができないんですね。
もし不合格だった場合、来年の試験のために活かせないのは痛いところです。
2026年の試験日程や概要については、こちらの記事で確認できます。
▼2026年版|ビジネスマネジャー検定の試験時期・申込・テキスト発売・勉強時間まとめ

まとめ
ビジネスマネジャー検定は、
- 「人」「業務」「リスク」+心構え を体系的に学べる
- 管理職やリーダーだけでなく、これから昇進する人・
チームを任されるスタッフ層にも役立つ - 公式テキスト+問題集+アプリで効率的に学習できる
- 試験では知識だけでなく「現場での実践力」が問われる
という特徴を持っています。
また、学び方の工夫として
- 問題集を繰り返す
- 分からないところは公式アプリで補強
- 日常の業務に置き換えながら理解する
といった勉強法が効果的です。
「ただの資格勉強」ではなく、日々のマネジメント力を底上げできる実践型の検定。
合格を目指す過程そのものが、自分の仕事を振り返り、よりよいチーム作りにつながる
大きな財産になります😊
このブログから、実際に受験しようと思ってもらえたり、受験勉強の不安が少しでも
なくなればと思います。



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